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木質バイオマス開発業者であるグリーン・サーマル株式会社への出資

本件は国内材を利用する地域型バイオマス発電所の開発に強みを持つグリーン・サーマル株式会社(グリーン・サーマル)との資本業務提携です。地域型バイオマス発電所開発の第一人者であり、国産材燃料集荷にも強みを持つ同社と自己資金による投資も含めたファイナンス組成に強みをもつ当社が提携し、今後も林業の活性、地域雇用を促進し資源循環型社会の実現に貢献する地域型バイオマス発電所への開発・運営を引き続き進めていきます。

業界についての見方

再エネ唯一のベース電源の供給
バイオマス発電は他の再エネと違い、安定した出力の電力を供給でき、再エネ唯一のベース電源になれる利用価値の非常に高い電源です。
林業の拡大、山林の整備
海外の化石燃料の輸入ではなく、国内林業から産出される未利用資源であり、その有効利用が国内山林の保全や循環となり、山林の整備が進むことで水源涵養や災害対策にも大きく貢献します。
地元貢献
国内の全ての場所に送電線網があり、山元で生産した電力は、輸送コストを掛けず、また余分なCO2は排出せずに、合理的に納品が可能となります。従って、他の産業と違い、都市部や工業地帯にある必要がなく、地方都市の産業創出に大きく貢献できます。更に、その都市において、電力の一部分を自ら担うことで、地産地消が実現することになります。

今後のアクション

国内においても再生可能エネルギーへの期待が増していく中、国内材を用いたバイオマス発電所の価値もまた高まっていくと考えております。当社は、GTとの業務提携をさらに深め、更なるバイオマス発電事業の拡大を推進していきます。また、GT社においては、バイオマス発電所の開発、運営に加え、資源循環型社会の実現を目指し林業や熱利用事業等バイオマス周辺事業も検討して参ります。

Posted on 2015年11月13日