和歌山県西牟婁郡上富田町でのバイオマス発電事業への投資の写真1

和歌山県西牟婁郡上富田町でのバイオマス発電事業への投資

本件は主に和歌山県の山林未利用材及び一般材を利用する中型バイオマス発電所への投資です。中型バイオマス発電所の開発に特に強みを持つグリーン・サーマル株式会社(グリーン・サーマル)との第二号協働開発案件となり、和歌山県初のバイオマス発電所となります。

投資のポイント

グリーン・サーマルは、本件の他、同規模のバイオマス発電所の開発を複数行っており、当社との協働案件では山形県米沢市のバイオマス発電所に続く案件となります。林業家のバックグラウンドを持つ同社は、日本における林業振興をテーマにバイオマス発電所開発に取り組んでおり、発電所の開発地における林業家との関係構築による燃料供給及び複数の自社開発案件への運営保守業務の受注実績があり、同業務に強みを持っております。本件発電所においても、開発から燃料供給及び運営保守までグリーン・サーマルがワンストップにて担当しております。燃料は地元の木材を利用し、発電所の運営には地元人材を雇用し、地元経済にも意義深い事業となっております。また、本件では、地元の金融機関である株式会社紀陽銀行がアレンジャー兼エージェントとなり、プロジェクトファイナンスを組成しております。

今後のアクション

20年間にわたる長期の事業となりますため、継続して運転状況を確認しつつも、引き続きグリーン・サーマルとの協働により、中型のバイオマス発電所開発を進めて参ります。

Posted on 2018年1月12日